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プロジェクトをゲームと見なし、ゲームを作る側に立て

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プロジェクトマネジャには、自分でゲームを創り、運営する能力が必要だ。

多くのマネジャは、自信、シナリオ、見通し、コミュニケーションが、充分とは言えない。分かりやすい形で他人に伝えることも出来ていないためなかなかゲームのオーナーになれない。
高い成果を出したスポーツ選手を見ていると自分を中心にゲームを進めている。例えば、柔道、サッカー、野球、マラソンなど殆どの一流選手は、ゲームのオーナーであり、他の選手が強力な選手のペースにしたがって試合を運んでいる。
一流選手を他の選手は、いろいろな手法で崩そうとするが、大変なことである。
勝負しながら崩すことは簡単なことではない、自分のペースを崩してしまうだろう。

ビジネス、プロジェクトでもスポーツ同様であり、ゲームを創れる人格、真の実力が必要である。

明確な意志
他人に見える能力
数々の経験があってこそ勝負に勝てるのだ。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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