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貢献という言葉を忘れるな!

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 最近の報道で気になるものは、大手の英語塾と介護ビジネスの話題である。
もともとのビジネスは、外国語を学びたいと切望する人々に利便性があり安価で
良い教育の機会を提供することではなかったのか? また、介護の世界にビジネス
合理性を導入して公共事業として実施するよりスピード、顧客のニーズに対して
機敏に対応できる新たな世界を創造することで、社会に役立つことではなかった
のか?どこから「たが」が外れ、反社会的な行動をするようになっていったのか追求
しなければならない。事実を知れば知るほど同じ経営者として情けなくなる。
 
 このような行動をとる企業は、100%経営者の問題だと私は、断言できる。
なぜならば、創業したトップが、その企業の理念や行動原理の元を創り、社員に
教育しているからである。根本からやり直さなくてはならない。嘘をついて
はじめたビジネスは、しばらくは維持できるかもしれないが、徐々に経営者の本
音が、あらわになり浸透して行ってとんでもない形になっていく。長く会社を経
営すれば正体は明らかになってしまうのだ。どうしようもない状況になって世間
にばれてから、もう一度嘘をつき繕おうとするが、もう一度だまされる人はいない。
 
 私は、企業が成立する法則があると考えている。それは、貢献の連鎖である。
企業対企業の関係だけではなく、企業内の部門や個人の関係も「貢献する」とい
う動詞で説明可能である。貢献できる人には、他人には無い存在価値が明らかで
あり、責任・使命がある。部門や会社自身も同様だ。存在価値が無いものは、必要
とされない。

 私は、「貢献」という言葉が、好きだ。主体性が感じられるし価値を生み出すところ
まで一体化されている。頭でわかることより実行することが難しい。まずは、自分が
何に貢献しているかを意識することからはじめよう。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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