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20年後を想像して計画を立てる ~20年後の夢と最初の壁を乗り越えること~

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皆さんは、20年後を計画しているだろうか?多くの人がNOというだろう。 昨今の政治や経済状況を見てしまうと素直に将来をとても想像できないことも多い。でも、敢えて言いたい。現実の問題として、私たちの多くの人が、おそらく、20年後も生きているだろうし、また、私たちの後輩や子供たちの多くは、その時期には、立派な大人として社会や経済の代表として生活しなければならないことは、自明だろう。

私の20年後は、75歳である。何をしているだろうか?想像することは、簡単ではない。言い換えれば、様々な今後の状況を全て見通したうえでの20年後の姿を想像することは、困難であるといえる。でも、自発的にどのようになっていたいのかを決めるのであれば、必ずしも難しくはないと私は考える。

自分がどのようになっていたいのかを自分で決める。自分のことは自分で決める。受動的な未来ではなく能動的な未来を考えることは、今の混沌とした世界から具体的な間違いの無いアクションを立案するよりやさしいに違いない。そもそも、数学的に要素が多すぎて困難なシミュレーションのアルゴリズム検討をするより、20年後の姿を自分で好き勝手に決めてから、逆算で今どうすべきか決めることのほうが、何をすべきかが分かりやすく気持ちよく事が進むような気がする。

私は、元々、欧米の分析的経営手法は、好きではなかった。なぜかを言えば、全ての基本が、数字と論理なのである。数字で示せないが、世の中正しいものは、いろいろある。数字で示せないが、ことばであれば、何とか説明できることは、多く存在する。ところで、全ての事柄は、ことばという道具で示すことが可能だろうかと考えてみよう。世の中は、そのようには、できていないと私は、考えている。世の中の事象を100とした場合、ことばや数字で説明できることは、せいぜい、10か20だろう。残りは、解明されていないか解明不可能なことだと思われる。

そもそも、自然界の活動やその中にある人間の活動は、一部が説明できるようになってきていると考えるのが、自然だと思う。ましてや経済活動や経営に関することは、人間自体の活動に強く依存する。つまり、説明できることは、一部に過ぎない。この一部は、確かに大切であるし、利用すれば、良いと思う。しかし、全てではないと考えるべきである。

もっと、人間を知り、人を動かしている原理や原則について、考えることが、今は、必要だと思う。人を置き去りにして数字で物事を考えることは、間違っている。今人間にとって必要なことは、20年後の夢を語り、明文化、イメージ化をすることである。

夢は、叶う。
これは、真実だ。
夢を叶えるために、20年後を考えよう。

20年後の夢を出来るだけ多くの人に描いてほしい。
その効果は、10年後にはっきりと現われると私は、思う。20年後を描いたときに、今突破しなければならないことは、何かをしっかりと考えなければならない。今超えなければならない壁は何か。精神を、この壁を突き破りことのみに集中する。何が壁かが、分かり、乗り越えることができれば、次の壁も同様に乗り越えられるだろう。要は、自分の力ではっきりと壁を認識し、理解し、置かれている状況に納得し、挑戦することが、最も大切だ。壁に迷い無く集中することが、全ての点で最も大切なことだと私は考える。

日本の中に、とんでもない前向きな夢を描いている人を増やすことが、未来を創ることに繋がってゆく。

蛇足であるが、経営者が率先して未来を描く必要があると思う。

そのような未来作りに貢献する企画を弊社では、始めつつある。有識者同士が、本音で今後の事業について語る場である。とんでもない事業の創造を推進できる本音の場を限定したメンバーに提供します。是非、足元も仕事から解放し、未来を語りましょう。

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Profileプロフィール

林衛
林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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