ホーム > ブログ > 竹内博樹の記事一覧 > 初心忘るべからず


初心忘るべからず

Pocket

世阿弥が、晩年に執筆した能芸論書『花鏡』の中で、述べられていることです。

 是非の初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず。

是非の初心は、一般的に良く私も使う『初心忘るべからず』の意味で、初々しいときの心を忘れるなとの意味です。

時々の初心は、時々にあった演じ方(私たちだと仕事)を通じ身に付け、それを歳を経ることに積み重ねることが大切という意味のようです。

老後の初心は、老いた時期にあった演じ方(私たちだと仕事)を身に付けるべく精進することが大切という意味のようです。

能面

世阿弥は能の方なので、芸を磨くことの心得を『初心』という言葉を使い表現しているのだと思いますが、企業に属して仕事をしている人にとっても同じです。如何に『初心』を忘れずに、謙虚で、真摯であり続けることが出来るのか!

世阿弥が伝えたいことは、芸の道は死ぬまで鍛錬と伝えたいのだと思いますが、そのような行動をし続けるためには、自らが何かを成し遂げたいと言うを持っていないと、途中で萎えてしまいます。

私たちアイ・ティ・イノベーションにも7つの行動指針があります。

かつて社員が一同に会し皆で議論して創ったものですが、ここで皆で感じた思いも、『初心忘るべからず』に通じると改めて感じました。

感動を呼ぶ成果の創造
お客様の感動を呼び起こせるよう、期待以上の成果を目指します。
お客様の視点で考え、お客様と共に真の解決策を生み出します。

円滑なコミュニケーション
常に平常心で、温かく、明るく人に接します。
人の話を良く訊き、自分の感覚を信じてありのままに意思を伝えます。

誠実心と約束
誠実心を持ち、約束を果たすことに努力を惜しみません。
時間を大切にし、時間を守ること。
問題が起こったとき常に自分自身に矢印を向けること。
目標に向けて100%関与すること。

改革の志と恒久的な挑戦
現状に妥協せず、長期的な視野で改革を志し、挑戦し続けます。

エンジニアリング思考
常に技術、理論の本質を理解して、実務に適用します。

グローバルな視野
グローバルな視野でネットワーク(和)を構築します。

パートナーと共に成長
全てのパートナーシップ(絆)を大切にし、相互の利益となる環境を作ります。

7月より、私たちの会社は新年度になります。そして私は昨年度までは営業部門の責任者として、主に首都圏および関西圏を中心に担当して参りましたが、今年度より中部地区以西における事業を担当することになりました。

新年度にあたり、内省を込めたテーマで、今回のブログを書かせていただきました。

今年度もよろしくお願いいたします。

Pocket

| 目次

Profileプロフィール

竹内博樹
竹内博樹
1991年 筑波大学卒業後、三和銀行のシステム子会社である三和システム開発株式会社(現、三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社)入社。同社にて銀行業務のリテール、法人、国際の各分野において、大規模プロジェクトにおける企画・設計・開発に、主にプロジェクトマネジメントを実行するマネージャとして携わる。また開発後の保守にも従事するなど、幅広い業務でマネージャとして活躍。2004年より当社にて、大規模プロジェクトにおけるPMOの運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT部門の組織改革等、幅広くコンサルティングを手がける。 保有資格:情報処理 プロジェクトマネージャ、PMPほか。PMI会員、PM学会会員。

Recent Entries最近の記事

このページのトップへ