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知識を定着させる

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【質問】

自己啓発のため、本を読んだり、セミナーに行ったりしていますが、仕事に役立てていないような気がします。

(28歳女性)

 

【かずみ先生より】

既にお伝えしている通り、最近私はセミナーの登壇や講師、育成を考える仕事をしています。今回の質問は教える側にとって非常に痛い所を突かれた!という内容ですね。

 

 

企業で人材育成を担当している方からも同様のお話を伺います。

「会社で多くの研修を準備しており、受講した社員は、研修を受けて良かった、ためになったと言うが、仕事への適用が進まない。」

「どのようにすればスキルに変わるのか。」

知識からスキルに変える方法を悩んでいらっしゃるようです。

 

 

ところで、現在私は写真教室に通っています。通い始めて1年半。

通い始める前は、「1か月に1回か...ラクチン!ラクチン!」と思って受講しました。

 

しかし、これが受講してみると結構大変。毎回授業の最後に宿題が出されます。

最初のうちは授業で習ったことが宿題のテーマでした。授業で「カメラの絞り」について学んだら、その日の宿題のテーマは「絞りを意識して撮る」

半年以上経つと、授業の内容と直接関係があるか分からない抽象的なテーマに変わっていきます。

 

宿題は次の授業で提出し、前に張り出され、先生に評価されます。(ちなみに私の宿題は結構酷評!)

最近では受講者同士で評価します。(やはり私の宿題は酷評多し(涙))

 

最初ラクチンと思っていたことが徐々に苦しみに変わりました。

宿題ができない脅迫観念。他の受講者の宿題と並べてわかる自分の出来具合。先生や受講者からの酷評...。

 

大変苦しいのですが、この教室に通っている中からプロのカメラマンや講師になる人がいるそうです。

 

プロが生まれる教室...育成や研修を考える立場として非常に参考になります。

  • 実務に適用する場を与える。
  • 適用する場合も、最初は適用する知識を明確に示す。次のステップでは沢山ある知識から何を適用するかを受講者に考えさせる。
  • 適用結果をきちんと評価する。
  • 受講者に評価する力をつける。
  • 感性を育む。

そして苦しむくらいでなければ成長しないのかもしれません。

 

*****

最近、いろんな方面の事を考え判断することが多く、頭が混乱中。頭をすっきりさせるため人生初の座禅に行きました。

最初に座禅の説明。「雑念を交えないように無の状態で数を数えてください。畳の目を数えちゃだめですよ」

そして座禅を開始した私の頭は「雑念を交えちゃダメ。畳の目を数えちゃダメ。」という雑念だらけでした。

※ご要望に沿いカスタマイズした研修、フォローアップ研修も行っております。

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Profileプロフィール

関和美
関和美
奈良女子大学 理学部 物理学科(現 物理科学科)卒業 日本電信電話株式会社に入社(NTT分社化によりエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に転籍)。主に金融系のSEとしてNWシステム 構築の設計、アプリケーション開発の要件定義、設計工程を経験し、その後プロジェクトマネジャーとしてプロジェクトに携わる。 2007年より現職。大規模プロジェクトにおけるPMO(Project Management Office)の運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT構想企画の支援を行っている。PMP。

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