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「人生は、シンプル」

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最近、アルフレッド・アドラーの「人生に革命が起きる100の言葉」という本を手にした。アドラーは、自己啓発の父と呼ばれている。心理学の分野に多くの貢献をしながらもフロイトやユングほど知られていない人物である。アドラーの提唱する心理学は、「人間性心理学の源流(アドラー心理学)」と呼ばれ、デール・カーネギー、スティーブン・R・コヴィーらに大きな影響を与えたことで知られている。アドラーは、人の運命は、自分次第であり、常に前向きな姿勢で生きることだと説いている。

アドラーは、人生について次のように言っている。

「人生が困難なのではない。
あなたが、人生を困難にしているのだ。
人生は、きわめてシンプルである。」

アドラーが、言わんとしていることは、私には、このように聞こえる。
人の人生を決めているのは、その人自身だということ。何か運命や過去の因果があって、それが、人生を左右するという考え方がある。あれこれ考えるのではなく、「シンプルに、人生は自分で決められる」と定義してみたらどうだろうか?自分のことは、自分で決める。ただそれだけが残るではないか。
私の場合も、過去を振り返ってみれば、小中学校時代、受験、浪人、大学時代、就職、結婚、転職、起業、など人生の節目があった。節目、節目で、こう決断したらどうなるだろう?また、別の選択肢ならどうなるのか?悩みながら何とか生きてきた。幸いなことに今、自分があるのは、すべての局面で、自ら決断を下してきた結果であると思っている。勿論、別の選択肢を実行すればよかったと考えたこともあるが、過去は悩んでも消し去ることはできない。未来にしか進む余地が無いのも事実だ。人間、悩みが深くなると気持ちが暗くなり何事も複雑に考えてしまう傾向があるようだ。

アドラーは、人生を、シンプルに考えよとアドバイスしてくれている。

「なるようになるさ!」「気楽にいこうぜ!」
軽い響きに聴こえるかもしれないが、青い顔で悩み続けるよりは、よほど健全ではないかと思う。

最後に、私が、普段から心がけていることは、自分のことは自分で決断し、結果がどうであれ受け入れるということである。

今回のまとめ「人生をシンプルに考え、自分で決断した結果を受け入れること」

出典:アルフレッド・アドラー、人生に革命が起きる100の言葉(ダイヤモンド社)
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Profileプロフィール

林衛
林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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