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重要な判断ポイントで立ち止まらない。

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 先日、知人と「岐阜県の岐阜って、どのような意味なのか?」について話しをしていました。

 色々と調べたところ、ノンフィクション作家の谷川 彰英様が中日新聞社のHPにある”達人に訊け!”で掲載している『地名に隠された名古屋の魅力 第22回 天下を見渡した「岐阜」の意味とは?』の内容が、一番しっくりとしました。

 書かれている要旨は、次のとおりです。

 「岐阜」という名称になったのは1567年、織田信長が斎藤龍興と戦って勝利を収め際に、城下の「井之口」という地名を改めたことが起源とのこと。

 ではなぜ「岐阜」にしたのか?

 尾張「政秀寺」を開山した沢彦宗恩(たくげんそうおん)が「岐山・岐陽・岐阜」という3つの地名を提案し、信長自身が選んだとされています。これは中国の故事にならったもので、周の時代に「岐山(きざん)」という所に都を置き、そこを拠点にして殷(いん)の国を滅亡に追い込んだ縁起のいい地名とされています。「岐山」という山は西安近くに実在する山で、この山にちなんだということになっています。

「岐」という漢字は「岐路」「多岐」という用語を見てもわかるように、「枝道」とか「分かれる」という意味を持っています。それに加えて「阜」は「大きい」とか「おか(丘・岡)」の意味です。
きっと、信長にはこの金華山が左右を見分ける「大きな岡」に見えたのでしょう!

 仕事においても、人生においても、振り返ってみるとその時の判断が良い結果をもたらしたり、一方で悪い結果をもたらしたりします。

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 良い結果は自身に、悪い結果は教訓にし、目標に向かって前進することが大切であると、岐阜の話しをしながら改めて感じました。

 重要な判断ポイントとなる分かれ道において、立ち止まらず、勇気を持って道を選択し前進したいものです。

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竹内博樹
1991年 筑波大学卒業後、三和銀行のシステム子会社である三和システム開発株式会社(現、三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社)入社。同社にて銀行業務のリテール、法人、国際の各分野において、大規模プロジェクトにおける企画・設計・開発に、主にプロジェクトマネジメントを実行するマネージャとして携わる。また開発後の保守にも従事するなど、幅広い業務でマネージャとして活躍。2004年より当社にて、大規模プロジェクトにおけるPMOの運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT部門の組織改革等、幅広くコンサルティングを手がける。 保有資格:情報処理 プロジェクトマネージャ、PMPほか。PMI会員、PM学会会員。

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