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心の声が出る前に

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【質問】
ネガティブな発言が多いと言われます。自分としては前向きに仕事をしているつもりなのですが・・・。
(損する36歳)

【かずみ先生より】
この相談者は、ある仕事を前任者から引き継ぐことになりました。
前任者からは相当ハードな仕事だと聞いていたのですが、前任者からの作業の説明を受けた時に、相談者は
「この仕事内容がなぜ大変なのかわからない・・・」
とボソッと言いました。

なぜなぜ分析にあるように、問題を深堀する際、「なぜ」「なぜ」と追及することは良いことだと言われています。
たしかに、この相談者は説明を受けた内容に疑問を持ったのでしょう。ただ、心の中で思った疑問「なぜ?」をそのまま口にすることが良いかは別です。

「この仕事内容でなぜ大変なのかわからない・・・」は、前任者がハードだと言っていた仕事内容に対して「こんなレベルでハードと言っているなんて能力がないからだ」と相手の能力を否定しているようにも聞こえますし、「そんな説明ではきちんと引継げないだろう」と相手の説明力を否定しているようにも聞こえます。
なぜ?と思った疑問に対して
「この仕事で一番苦労したのは、どの作業なのですか?」
「一番の注意点を教えてください。」
「どのように進めればうまくできますか?」
と言えば、仕事の内容について前向きに聞いているように聞こえます。

率直に思ったことを発言して、少々失礼であっても許されるのは相手との関係を構築してからです。
心の声が出る前に、どのように受け取られるのか考えてみてください。

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Profileプロフィール

関和美
関和美
奈良女子大学 理学部 物理学科(現 物理科学科)卒業 日本電信電話株式会社に入社(NTT分社化によりエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に転籍)。主に金融系のSEとしてNWシステム 構築の設計、アプリケーション開発の要件定義、設計工程を経験し、その後プロジェクトマネジャーとしてプロジェクトに携わる。 2007年より現職。大規模プロジェクトにおけるPMO(Project Management Office)の運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT構想企画の支援を行っている。PMP。

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