DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コンサルティング 株式会社アイ・ティ・イノベーション

menuclear


新CCRプログラムについて

Pocket

2015年12月1日から、PMP®資格更新・維持に関するCCR(Contituing Certification Requirements Program )が変更されました。

PMP® は、試験に合格して資格保有者となった後も、プロジェクトマネジメントに従事するプロとして、継続的な教育および職務能力の育成のために、CCRプログラムに従事する必要があります。
CCRサイクル(3年間)毎に、更新手続きが必要となります。

今回の新CCRプログラムの適用により、3年間に申請できるPDUのカテゴリ、PDU数が大幅に変更になりました。新CCRプログラムは2015年12月~2017年11月の移行期間を経て、2017年12月から完全適用されます。

以下に今回の変更点を簡単にご説明します。
■ カテゴリー毎に申請可能なPDU数の変更
■ Talent Triangleに基づくサブ・カテゴリーの導入
■ 新ルールの適用について
■ アイ・ティ・イノベーションが発行する受講証明書について
■ 新ルールの詳細情報の入手先

———————————————-
■ カテゴリー毎に申請可能なPDU数の変更
3年間で60PDU取得するというのは変わりませんが、【教育区分】【ギブバック区分】で申請可能なPDU数が変わります。
これまで教育区分(PM®登録教育機関、大学のPM教育、自習)で申請できるPDU数は15PDUでしたが、新しいルールでは最低35PDUに増えました。
また、ギブバック区分(PM知財の開発、PM®のボランティア活動、PM実務)で申請できるPDUは45PDUでしたが、新しいルールでは25PDUに減りました。

■ Talent Triangleに基づくサブ・カテゴリーの導入
教育区分にPMI®が提唱しているタレント・トライアングルの視点(サブ・カテゴリー)の考え方が導入され、それぞれのカテゴリーで必ず取得しなければならないPDU数が設定されています。
以下の各サブ・カテゴリーで8PDUの取得は必須であり、3分野での最低PDU申請数を合計すると24PDUです。「教育」カテゴリ全体の最低PDU申請数は、35PDUですので、残り11PDUはどのサブ・カテゴリーから取得しても構いません。
Technical Project Management :8PDU
Leadership           :8PDU
Business and Strategic    :8PDU

■ 新ルールの適用について
有資格者の方は、資格更新期限が2017年12月1日以降の場合に、新CCRプログラムが適用になりますので、ご注意ください。

■ アイ・ティ・イノベーションが発行する受講証明書について
PDU発行トレーニングを提供する教育提供機関(R.E.P.)に対しては、2015年12月1日より、受講修了証へのサブ・カテゴリーの記載が求められております。
アイ・ティ・イノベーションのトレーニングコースに関しましては、2015年12月1日以降に発行する受講証明書(受講修了書)に関しては、全てサブ・カテゴリーを明記いたしますので、ご安心ください。

■ 新ルールの詳細情報の入手先
新CCRプログラムの詳細情報は、PMI®日本支部のサイトを必ず確認ください。
PMI®本部サイト
http://www.pmi.org/certification/ccr-updates-pra.aspx

PMP®、PMI®は、米国PMI®(Project Management Institute)のアメリカその他の国における登録商標です。

| 目次
Pocket

PM-waigaya
PM-WaiGaya
コンサルタントのトーク動画
PM Weekly Talk
PM Weekly Talk
コンサルタントが語る「PMBOK®12 の原理・原則」

Categoryカテゴリー