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プレゼントの意味を考える

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~ Yesterday is history, Tomorrow is mystery, and Today is a gift. ~

 前回のブログで、エッセイスト岡田光世さんとの出会いを話したが、先日岡田さんの講演会及び朗読コンサートが開催されたので、その会に参加してきた。

 岡田さんの心温まるエピソードが、ピアノの旋律と共に会場を包み込み、ふと忘れがちな周りへの感謝の気持ち、魔法のような素敵な出会いや出来事の大切さに気付くことができた。その中で、私が一番心に響いた言葉が、「Yesterday is history, Tomorrow is mystery, and Today is a gift.」だ。

 昨日はすでに歴史、明日はミステリー、そして、今日が“贈り物”。

 だから、今日を、大切な Present(プレゼント)と呼ぶのだ。

 そろそろ、クリスマスや正月が近づいて来た。この時期に、必ず話題になるのが“プレゼント”の話である。皆さんも、プレゼントを選ぶとき、相手のことをいろいろ思い浮かべて何にしようか検討するに違いない。

 Presentは、存在、今、そして、誰かへのGiftという意味があるが、何故、贈り物のプレゼントと同じ綴りで、今、存在を意味するのだろうか。言葉の由来から真の“プレゼント”について考えてみよう。

 ある説によるとPresent(プレゼント)の語源は「今の自分は過去の自分からの贈り物」だということだ。今の自分が存在し、幸せであることは、過去の自分が導いてくれたから。社会で成功している人は、同様に過去の自分が頑張ってくれた結果として今(プレゼント)が、存在するのだ。

 このように、プレゼントの由来について、知ると、贈り物であるプレゼントの意味は、深まってくる。

 プレゼントとは、過去があって今があるということならば、プレゼントを人に要求することもおかしいことだし、プレゼントを単純な記念日の贈り物だと考えるのもおかしな話だ。

 過去からの経緯の理解が先にあり、今日という日の意味があり、たまたま、“しるし”を相手の未来へ向けて、その人のために残す。そのためのものなのだろう。ましてや、何も考えずに高価な物を贈ったりすることより、贈る相手の記念日の意味と過去の歴史をよく理解して何をするか(物を贈る、食事をする、手紙を渡す、声をかけるなど)を考える方がよい。

 最近流行の自分へのプレゼントは、正しいプレゼントの使い方だと思う。

 誰か大切な人へのプレゼントは、“過去があって、今があり、そしてミステリアスな未来”という語源を大切にしようと思う。

 最後に、12月6日に開催した、ITIフォーラム東京(創立20周年記念)へ参加いただきまして、誠にありがとうございました。

 多くの皆様に“おめでとう”のお声掛けをいただきました。アイ・ティ・イノベーションの創立20周年にもあたり、応援やご出席いただけたことで私共への皆様からの数多くの“偉大なプレゼント”をいただきました。感激で感謝に堪えません。

 来年もよろしくお願い申しあげます。

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Profileプロフィール

林衛
林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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