PM-WaiGaya
コンサルタントのトーク動画
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コンサルティング 株式会社アイ・ティ・イノベーション
私は、ここ2,3年、IT組織における人材育成やスキルに関する講演を引き受けることが多い。私の講演回数の半数以上が、人材に関する話題だ。組織や会社、プロジェクト・・・何をとっても目標を達成するためには、人の問題がついて回る。最近の講演タイトルを振り返ってみると以下のようなものがある。
・明るく、元気なIT組織を創るために、今なすべきこと
・なぜ、ITリーダは、育たないのか?本質を探る
・IT人材育成のかぎ など
世の中が、複雑で、仕事の難易度が上がり、何事でも成功させるのは、容易ではない。このような背景から人材育成にかかわる話題が増えている。
これらのことは、個人でもチームでも大きな組織でも同様の原理が働く。
人材育成を本気で行うならば、現実を直視、心構え、自信、本質の理解についてとことん追求した上(組織のメンタルモデルを構築すること)でプロセスや手法を導入することだ。
何かを始める前に考えてみよう。
(宿題)
あなたの会社は、人材を育成する上で以下のことが、明確になっていますか?
①IT事業環境の変化を正確に捉え、自社の現状のスキルレベルを測定し、目標とのギャップを素直に受け入れていますか(現状分析)?
②目標を実現するための組織的な覚悟(メンタルモデル)ができていますか?
③目標を実現するための組織的な自信(メンタルモデル)がありますか?
④組織を構成する人がなすべき事業の本質を理解していますか?
⑤事業に関する再現可能なプロセスが、定義され、何度も経験を積める用意がありますか?
①から⑤の内容を実務を通してトレーニングする一連のプログラムとして用意されていますか?