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カンファレンス概要

DXの実装が進む中、AIの必要性がますます高まり、活用を考えていく上でまだまだ不安要素をかかえている企業が多く見受けられます。
・AIを導入してみたが、そもそも目的通りに動いている気がしない。
・AIを導入したら、データ活用は理想形になり、なんでもできるようになるのか︖
当カンファレンスでは、“難しすぎない”技術的な観点を主体に、モデル作成、データの重要性、AIを用いたシステム開発のポイントなどをご紹介します。今回はその第3回目です。
名称 第3回AI / Analyticsカンファレンス
日時 2022年2月15日(火)14:00-17:35
会場 オンラインZoom Webinar使用
主催 株式会社アイ・ティ・イノベーション
共催 エスディーテック株式会社、Global Walkers株式会社、株式会社システム情報
対象 ユーザー企業のDX推進部門の方、DX推進に関わるご担当の方、情報システム部門の方、研究部門の方、新規事業開発に携わる方、SI事業者のDX推進に関連する部門の方
※各セッションの間に休憩が入ります。

セッション1
[14:05〜]

Human-AI Interaction ~ 高度に進化したAIシステムは不気味の谷を越えられるのか?

これまでの多くのAIシステム開発では、AIシステムの「精度」が重要な評価指標でした。しかし、どんなに高性能なAIシステムも、ユーザが受容してくれなければ価値はありません。今後はAIシステムの「精度」に加えて、「AIシステムの出力をどうやってユーザに伝えるか」、「どのようなインタラクションをユーザに提供するか」が重要なテーマとなります。本セッションでは、ユーザとAIシステムのインタラクションデザインについて、課題と今後の方向性についてご紹介します。

プロフィール

鈴木 啓高 氏
エスディーテック株式会社 取締役副社長 CTO
株式会社エイチアイ取締役、HI Corporation America, Inc. CEO、株式会社U’eyes Design取締役を経て、2015年にエスディーテック株式会社の立ち上げに参画。 現在は「世の中の全ての製品の利用時品質を向上する」ことを目指し、そのためのデザインと技術の研究開発に取り組んでいる。主に自動車の統合コックピットにおけるHMIを対象に、ヒトに対する理解とデザイン・技術を活用し、ヒトとクルマの様々な状況に応じたHMIをよりダイナミックに生成する仕組み作りが主なテーマ。

セッション2
[14:40〜]

開発者が語る!AIによる自然言語処理(NLP)5つのポイント

AIの業務活用については先進企業での活用から大企業への浸透フェーズに入っています。 その中でも自然言語処理については、大量業務の効率化や自動化、顧客接点業務での満足度向上への活用など、市場でのニーズが高まっている状況です。 本セッションでは自然言語処理の業務活用に実際に携わっている技術者が自然言語処理の活用方法についての概要や導入する上での注意点、失敗など、導入を検討する上で気をつけるべきポイントなどをお話しします。

プロフィール

松島 弘毅 氏
株式会社システム情報 DX開発統括部 AIサービス 開発リーダー
名古屋のSI企業にて電力系サービスの保守に従事後、 2018年にシステム情報入社。入社後、クラウドネイティブのWebアプリ開発や AIの開発案件を中心に参画。2020年より、自然言語処理系の研究開発案件に従事。 kaggle(AIの国際コンペティション)でメダルを取得するなど、 AI案件に関する知見を活かし、業務を遂行しております。

セッション3
[15:15〜]

導入効果の高い時系列予測AIとは ~当社が掲げる「時系列予測2.0」の紹介~

近年、製造業・小売り・交通・金融などの業界において、ビジネスに大きなインパクトを与える機械学習テーマの一つとして、時系列予測AIが挙げられます。一方で、時系列予測AIを導入したものの、「導入効果が予想以上に低い」というお声も数多く伺っております。そこで、本セッションでは、導入効果を高くする時系列予測AIの検証方法や、最先端の研究動向を踏まえつつ、将来的に導入効果を高くする為の拡張性についてご紹介します。

プロフィール

伊藤 成顕
株式会社アイ・ティ・イノベーション 高度先端技術部 アシスタントコンサルタント
大手製造業にて、電機・計装・計算機に関わるエンジニアとして新設工場の大規模システム構築に従事しながら、IoTやAIなどを含む高度なシステム開発などにも従事。 現在、過去蓄積したノウハウを活用し、DX戦略、DX実現の支援を行うアイ・ティ・イノベーションにて、お客様と共にプロジェクトの成功に奔走している。

セッション4
[15:50〜]

動画像認識AIの課題と実用化のポイント

AIは日進月歩で進化を続けており、人検出、物体検出では他社との差別化が難しくなってきました。Global Walkersでは1枚の画像を認識するAIのみではなく、その時系列データを認識するAIの開発に注力しています。
教師データの準備、認識精度、 処理速度など多くの課題に直面してきました。苦労や失敗から学んだ動画像処理AIの実用化のポイントをお話しします。

プロフィール

樋口 未来 氏
Global Walkers株式会社 取締役CTO
株式会社日立製作所 日立研究所、カーネギーメロン大学客員研究員 にて車載ステレオカメラの研究開発、製品化などに従事。 その後、グローバルウォーカーズ株式会社(現Global Walkers株式会社)を創業。 専門は、コンピュータビジョン、Deep Learning

事例紹介
[16:25〜]

デジタル技術を活用した素材開発

素材業界におけるDXの取り組みには、マテリアルズ・インフォマティクスによる研究開発プロセスの変革という特徴があります。 本セッションでは、旭化成におけるDXの取り組みについて、素材開発プロセスを中心にご紹介します。

プロフィール

出羽 達也 氏
旭化成株式会社 デジタル共創本部 インフォマティクス推進センター 先端情報技術部 部長
株式会社東芝 研究開発センターにて、知識処理の研究開発に従事 2020年より現職

パネルディスカッション
[17:00〜]

5社によるパネルディスカッション

ファシリテーター プロフィール

梅木 秀雄 氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社テクノロジー・エバンジェリストコンサルティング事業本部 ココロミルラボ室長
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 テクノロジー・エバンジェリスト兼コンサルティング事業本部ココロミルラボ室長 ■株式会社東芝 研究開発センターにてニューラルネットワーク、画像認識、知識処理の技術開発 ■東芝デジタルソリューションズ株式会社 技師長(コミュニケーションAI領域) ■2018年より現職

記載されている会社名、製品名、サービス名は株式会社 アイ・ティ・イノベーションまたは各社の商標もしくは登録商標です

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