DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コンサルティング 株式会社アイ・ティ・イノベーション

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実務経験豊かな熟練の現役ITコンサルタントが講師となる
OneOnOneにより社内研修やOJTだけでは難しかった
上級プロジェクトマネージャの育成に成功

課題
  1. 大規模なプロジェクトを推進できる高度なプロジェクトマネジメントスキルは、集合研修や社内OJTだけでは身につけるのが難しい
  2. プロジェクトマネジメント力強化には組織での継続的なコーチングが必要。そのためには、プロジェクトマネージャを育てる上長のコーチング力も強化しなければならない
解決
  1. 経験豊富なITコンサルタントが講師を務める個別指導プログラムOneOnOneで、受講生が携わっている実際のプロジェクトの課題に対して指導をうけられる。講師の経験を元にした指導は現場ですぐに活用でき、大規模プロジェクトを推進するスキルを身につけられている
  2. OneOnOneで講師が受講生に指導する場に上長も同席。熟練の講師が受講生をどう指導するのか、講師の指導がその後の現場でどう生かされているか、といったことを目の当たりにすることで、上長の育成者としてのスキルアップにもつながっている
TIS株式会社(TIS Inc.)様

導入の背景

TIS様は、システムやアプリケーションを提供する大手システムインテグレーター(SIer)です。SIerとしてシステムを提供することで、多くのお客様のビジネスを支えてきました。近年は、単にシステムを提供するだけではなく、システムを通じたお客様事業への貢献や自社サービス提供による社会課題解決に貢献するビジネスモデルへと転換を図っています。近頃のプロジェクトの大規模化・複雑化に伴い、健全なQCDを保つことが難しくなってきた中で、TIS様の重要な事業課題となっているのが、QCDを維持できていない不採算プロジェクトの撲滅です。この課題達成のために、プロジェクト監視や組織風土へのアプローチなどの施策を実行しており、その一つとして「プロジェクトマネジメント力強化」も掲げ、集合研修やワークショップによるプロジェクトマネジメント教育を実施してきました。しかし、日々現場で起こるさまざまな課題に臨機応変に対応する実践力の強化は、集合研修だけでは難しいとも感じておられました。特に大規模なプロジェクトを推進できる上級プロジェクトマネージャを育成するには、研修や社内OJTだけでは限界があります。 そこでTIS様は、自社にはない経験・視点を持った外部講師によるコーチングを取り入れることを決断され、2017年よりアイ・ティ・イノベーション(以下ITI)のOneOnOneをご活用いただいております。
ITIを選んだ理由については、「そもそも上級プロジェクトマネージャ育成に対応できる研修ベンダーが少なかったのもありますが、『プロジェクトマネージャを育てる側の上長も参加し、組織として自立するサイクルを回す』という観点での提案があったのがITIだけだったためです」と語ります。

  • TIS株式会社(TIS Inc.)
    品質革新本部 プロジェクトリスク監理部 部長
    兼 品質革新本部 エンハンスメント革新部 部長森 雅也 様

  • 開発プロジェクトのQCD改善をミッションとしているプロジェクトリスク監理部の部門長。TISならびにTISインテックグループ全体の不採算プロジェクト撲滅に取り組んでいる。

  • TIS株式会社(TIS Inc.)
    品質革新本部 プロジェクトリスク監理部 エキスパート
    兼 品質革新本部品質マネジメント革新部 エキスパート井上 智史 様

  • 「プロジェクトマネジメント力強化」を担当。長年、 品質管理やプロジェクトマネジメントに関するさまざま施策を担当。以前から課題視していたプロジェクトマネジメント教育に携わるため、自ら手を挙げてチームに参加。

  • TIS株式会社(TIS Inc.)
    品質革新本部 プロジェクトリスク監理部 セクションチーフ
    兼 品質革新本部 エンハンスメント革新部 セクションチーフ齊藤 里味 様

  • 不採算プロジェクト撲滅施策の一つである「プロジェクトマネジメント力強化」を担当。プロジェクトマネージャの教育のための各種施策を策定し、TISインテックグループ全体に展開している。

※2023年7月取材時

実プロジェクト案件の課題をテーマにしたOneOnOne

受講生に、ご自身がアサインされている実プロジェクトの特性や課題に沿った学習テーマを選定していただき、そのテーマに強い最適な講師を、ITIの中でも特に経験豊富なITコンサルタントの中から選出しています。講師は、全5回の定期的なOneOnOneで、受講生が自ら設定した課題の達成に向けて指導やアドバイスを行う形で、受講生に寄り添って並走します。
小・中規模のプロジェクト推進を経験してきた受講生でも、難易度が高い大規模プロジェクトとなると、これまで経験したことがない課題に直面し、対応に苦慮しています。技術的に難易度が高かったり、システム開発の経験が少ないお客様にもご理解いただけるような説明力が必要だったりと、課題の特性もさまざまです。 そこに、現場経験豊かなITIの熟練ITコンサルタントが講師となり指導することで、受講生は課題を乗り越えて大規模プロジェクトを推進していく実践力を身につけていきます。また、講師自身の経験をもとに成功談や失敗談を交えて指導するため、TIS様の中だけでは気付きにくい視点を受講生に与えることもできます。
井上様は、「最初の顔合わせである育成テーマヒアリングの場で、『この講師なら信頼できるかな』という相性を受講生が確かめられました。そこから定期的なコミュニケーションの中で信頼関係を築きながらOneOnOne指導を受けられました」と話してくださいました。
また、齊藤様からは、「講師の経験を元にしたアドバイスをいただけたので、頼れるパートナー、頼れるエキスパートという感じで心強かった」とのご感想をいただきました。

上級プロジェクトマネージャを組織的に育成し続ける体制作りにも貢献

OneOnOneの場には、受講生の上長にも同席していただき、講師の指導を一緒に聞いていただきます。上長には、OneOnOneの間は講師と受講生の話し合いを聞くことに徹していただき、最後に受講生が退席した後、アフターミーティングという形で講師と話す時間を設けています。 アフターミーティングでは、上長から見た課題の特性や背景、育成で重視したいポイントなどを、講師に共有していただきます。また、講師からも、現場では受講生にどう指導していけば良いかのポイントをお伝えし、現場に戻ったあとも上長が適切に受講生を育成できるよう支援しています。
上長は、受講生の課題に対して熟練の講師がどう指導するのかを生で見ることができます。 井上様は「上長はOneOnOneでの指導が現場でどう生かされているのかを目の当たりにできます。そのため、どういう場面でどういう指導が効くのかということを、受講生の行動を通して上長も学べるのです」と話してくださいました。 プロジェクトマネージャの育成は、組織での継続的なコーチングが必要不可欠です。
OneOnOneは、コーチングする側の上長のスキル強化にもつながり、上級プロジェクトマネージャを組織で育成する体制作りにも貢献しています。

OneOnOneは効果が高いと社内でも高評価

TIS様に、OneOnOneで特に効果が高いと感じたポイントを伺ったところ、受講生の方々からは、「プロジェクトマネジネントの視野が広がりました。多角的視野を得ることができて、プロジェクトに対する見通しを正しく判断することに、そういう視点が役立つことを学べました」「受講した当時はできていなかったことが今はできるようになっていて、アドバイスが生きていると感じています」といったご感想をいただきました。
また、井上様からは、「座学やワークショップ形式の学習だと、現場に戻ったら忘れてしまうため、教育が実を結ばず、もどかしい思いをしていました。OneOnOneだと、今やっているプロジェクトに対してのアドバイスをもらえるので、そのまま業務に役立てられて忘れません。この点がすごく良いです」と語っていただきました。
森様も「OneOnOneは、育てる側の上長にも気づきを促せる」とお話くださり、OneOnOneの効果についてご好評いただきました。

OneOnOneは今後も継続していきたい活動

2017年よりTIS様にご導入いただいているOneOnOne。2021年度は3名の受講枠でしたが 、今回お話を伺った品質革新本部様が担当された2022年度には受講枠を6名に倍増。 2023年度はさらに大幅拡大し、上期下期それぞれ10名の受講枠で展開していただいています。OneOnOneの確かな効果を実感していただけたことが、活動の拡大につながりました。
OneOnOneは、中・上級向けプロジェクトマネジメント研修でも満足できない方向けの、最上級のプロジェクトマネージャ教育コースであり、TIS様のような、難易度の高い大規模プロジェクトを数多く手掛けている企業様でも効果を実感され、ご満足いただけています。
最後に、TIS様の今後のOneOnOne活動について、森様は次のようにお話くださいました。 「不採算プロジェクト撲滅という課題に対して、成果が出せている。だがどんどん若手が入ってきて人も変わっていくので、OneOnOneは今後も継続していきたいです」 事例資料のダウンロード(PDF形式)はこちらから

お客様情報

社名 TIS株式会社(TIS Inc.)
東京本社 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号
設立年月日 2008年4月1日
代表者 代表取締役社長 岡本安史
事業内容 「システム・インテグレーション 」「システム開発 」「アウトソーシング 」「コンサルティング 」「クラウドサービス」を中心に事業展開
従業員数 連結:21,946名 単体:5,695名
(2023年3月31日時点)
Webサイト https://www.tis.co.jp/
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