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お客様に訊く、ITIの魅力とは?~海外研修プログラム編~インド海外研修で得られる未来を切り開く力 TIS株式会社様
 TIS様は基幹システムからアプリケーションまで幅広いソリューションを提供する独立系トータルSIerです。金融、製造、流通、エネルギー、公共など幅広い業界のシステムを構築されています。
 TIS様はITIの海外研修プログラムを採用され、定期的に開発メンバーを研修先であるインドに派遣されています。今回は2016年10月にプログラムを受講された清水様、石山様、そして2017年5月に受講された金様に体験談を伺いました。

本事例紹介は、2017年8月に取材したものです。社名、人物の肩書などは取材当時のものです。


海外研修のきっかけ

    海外研修プログラムの存在を事前に知っていましたか?また、興味はありましたか?


  • 石山様
     上司からの勧めでこの研修に参加しました。それまで研修の存在は知らなかったのですが、当初参加するはずだった先輩の都合がつかなくなり、代わりに参加しました。とてもラッキーだったと思います。
  • 清水様
     何人かの候補のなかから選ばれました。海外で生活するのは初めてでした。英語のスキル向上や、プロジェクトマネジメント、アウトソーシングについて学びたいと思って参加しました。
  • 金様
     研修のことは前から知っていました。海外旅行が好きなこともあり、もともと興味を持っていました。
研修先、インドの第一印象

    研修先のインドについて最初にどんな印象を持ちましたか?


  • 石山様
     インドに着いたときにまず驚いたのが、交通です。車の量、整備されていない道、クラクション。英語については英会話に行っていたこともあって不安はなく、最初から積極的に話しに行きました。インド英語特有の発音があって聞き取れないこともありましたし、先生によって話し方が違って戸惑うこともありましたが、徐々に慣れていきました。
     食事は辛いものが苦手で苦労しましたが、少しずつスーパーで自分の口に合うものがわかってきましたし、他の受講者と食材についての情報を共有していくことで乗り切りました。
     私はグローバルPM研修を選んだのですが、経験がないことを、英語で学ぶのは大変でした。現地のインド人メンバーと模擬プロジェクトを行ったのですが、最初は、自分がプロジェクトマネージャとしてなにをすればいいのかわかりませんでした。
  • 清水様
     交通も含め日本とのインフラの違いに驚きました。アパートのネット環境も日本とは大違いでした。洗濯機が壊れたり、現地通貨の問題でトラブルもあり、今思うと、どんな環境でもなんとかする生活力が鍛えられたように思います。英語についても、長時間集中力を保ち続ける力が身につきました。私はブリッジSE役でクライアントや開発チームとコミュニケーションを取る研修を受けたのですが、情報は待っていても届きません。自分からしつこく連絡すること、そして理解してもらうまで言い続けることの大事さを理解しました。なんとなくではうまくいかないのです。
  • 金様
     私も石山さんと同じくグローバルPM研修を受講しました。経験豊富な講師に巡り会い、とても満足でした。プロジェクト運営だけでなく、インドの文化についても教えてもらうことができました。将来インドと仕事をする機会もあると思うので、とても参考になりました。
研修の実際

    研修を受けてみてどんな感想を持ちましたか?


  • 石山様
     こちらからコミュニケーションを取らないと伝わらないことを痛感しました。メールで要件を送るだけだと、決してそのとおりにはやってもらえません。遅れることに対しても悪気がありません。2ヵ月半の異国の地での研修でメンタル面がとても強化されたと思います。過酷だったぶん、どうやったらいいのか解決策を考える習慣が身につきました。インドの方々はフレンドリーで人と人との距離感が近いです。根気強く伝えていくと、熱意をくみ取ってもらえます。
     ただし辛いインド料理は乗り越えられませんでした(笑)。ちなみに、日本から持って行ったものをインドの方に食べてもらったのですが、あまりお口に合わなかったようです。
  • 清水様
     研修で継続的に英語に触れていくなかで、英語に対する抵抗がなくなっていきました。今では困った外国人がいると声をかけてしまいます(笑)。また、考え方が違う人への許容力が付いたように思います。お客様に対しても、話をしっかり聞き、相手の考え方を理解してから答えるようになりました。研修前は大きいプロジェクトが多かったのですが、研修ではEコマース関連の小さいプロジェクトを経験することで、普段使っていない技術に触れることができました。ITの世界では次々に新しい技術情報が飛び交いますので、まだ日本語化されていない最新の情報に英語で触れる習慣が身についたと思います。今では日本にいても英語の一次情報を参照するようになりました。
  • 金様
     研修でインドに行くことで、国際言語としての英語に触れることができたことが大きかったです。標準的な英語だけではなく、インド系の英語、東南アジア系の英語、中国系の英語、などが入り交じり、最初は聞くのが難しかったですが、いろいろな発音、レベルが混在している環境が新鮮でした。相手によって言葉を選んだり、スピードを調節したりという配慮ができるようになりました。
     クロスカルチャーの国際感覚が身についたことも大きな成果でした。インドには1つの国の中に、宗教、身分、貧富などの多様性が存在しています。その違いを現地の方々はオープンマインドで乗り越えています。日本人の研修者に対しても、家に招待してくれたりあちこち連れて行ってくれたりと積極的に接してくれました。
     この研修には他社から参加している方もいましたが、違う環境の人たちとアパートで議論するのも有意義な機会でした。他社の同年代の人の目を借りたインドの見方は新鮮でした。研修で取り組んだプロジェクトには苦労しましたが、トレーニングだからこそのチャレンジもたくさんできました。
研修を有意義にするために

    研修を意味あるものにするため、どういったことを心がけましたか?


  • 石山様
     この研修は自分のやる気次第で得られるものが変わってきます。スタッフや講師をはじめとして現地の方々と積極的にコミュニケーションを取ることが大事だと思います。研修だからこそできることもあります。そこに全力で取り組むといいと思います。
     食べ物をはじめとする現地での生活については、その場で調べながらでよいのではないでしょうか。聞いてから行くよりも、現地で模索するほうが得られるものが大きいです。
  • 清水様
     ラーニングバディや、デベロッパー役のエンジニアなど、インドの皆さんは決まった時間で帰ります。そのぶんプライベートの時間をしっかり取れますので、その時間を有効活用してほしいです。ジムに行っても、旅行に行ってもいいですし、現地の方々とコミュニケーションを取る時間にしてもいいと思います。
     食べ物に関してはいくら行く前に言っても実感がわかないと思いますので、その場で対応してください(笑)。
  • 金様
     研修で学ぶことがたくさんあるので、英語はできるだけ事前に身につけておくのがお勧めです。英語ができるほど質問もできますし、チャレンジの機会も得られます。プロジェクトでもイニシアチブを取れます。積極的に出かけてインドの文化を学ぶこともできます。毎日が発見になります。インドに行ったらインドに順応する心構えでいるのがいいと思います。私はインド式に合わせるべく、トイレットペーパーすら持たずにインドに行きました(笑)。
これからの仕事に研修をどう活かすか

    研修をこれからの仕事にどう活かしていくかお聞かせください。


  • 石山様
     これからグローバルに出て行く先駆者になりたいです。機会があるときに選ばれるように、準備をしていきたいです。チャンスがあったら自分で手を挙げて、やりたい仕事を手に入れたいです。
  • 清水様
     研修ではいろいろな考え方を学ぶことができました。これからはいろいろな部門部署にアプローチして、インドでも中国でもシンガポールでも、グローバルなビジネスの機会を作りたいです。インドではプライベートの大切さも学んだので、仕事もプライベートも楽しみたいです。
  • 金様
     グローバルな仕事、できればインドのエンジニアと一緒に仕事をしてみたいです。インドの企業では今レイオフが進んでいて、優秀な技術者を確保しやすくなっています。近々日本のSIでもインドのエンジニアと仕事をする機会が増えると思っています。その道を切り開いていきたいです。せっかく使える英語を身につけたので、英語でイニシアチブを取りたいです。
研修で個人的に変わったこと

    研修の前後で、個人的になにか変わったことはありますか?


  • 石山様
     時間感覚がインド的になったかもしれません(笑)。以前はきっちりやり過ぎていたのかもしれません。今は時間に対しておおらかになりました。日本人は時間にしばられ過ぎて楽しくなさそうと言われたことも影響しているかもしれません。
  • 清水様
     インドでの研修から帰ってきて、仕事にメリハリが付き、時間を作れるようになりました。会社のメンバーからはガツガツ感が落ち着いたと言われました。研修に行く前は自分の考えが正しいことが前提で、いかに相手を納得させるかを考えていたのですが、今では相手の話を先に聞くようになりました。
  • 金様
     焼けたねと言われます(笑)。それはさておき、人の話を聞く時間が増えました。インドの人はオープンに話を聞きたがります。その影響でしょうか。それから家族を大事にします。自分も家庭で時間を過ごさなければと思うようになりました。
研修を楽しむために

    研修を楽しむためにはどうしたらいいでしょうか?


  • 石山様
     最初は日本のモードのまま行ったので、なにもかもが違ってストレスだらけでした。日本の当たり前、すべての当たり前を捨てて気が楽になりました。受け入れられないときはスイッチを切り替える工夫を心がけました。
  • 清水様
     もともとストレスを感じないタイプなのですが、予想外のことが次々と起こったこともあり、開き直ることができました。たいていのことは受け入れていけるようになります。2ヵ月という期間が絶妙だったと思います。1ヵ月だとつらいだけで終わります。1ヶ月半で開き直りの境地に達します(笑)。
  • 金様
     最初からモードを切り替えるつもりで行ったので、発見、適応の毎日が楽しかったです。私の場合、途中で慣れきってしまったことで退屈になってしまったのがストレスだったかもしれません(笑)。
これから海外研修に行く人へ

    これから海外研修に行く方にメッセージをお願いします。


  • 石山様
     後輩にはぜひ勧めたいです。実は行く前は、インドに対して貧困や食べ物のネガティブなイメージがあって後ろ向きでした。実際に行ってみると、インドの人はとてもフレンドリーで、気軽に話しかけたり遊びに誘ってくれたりします。仕事でも全員同じ部屋でお茶を飲んで話したりして、つながりを大事にします。日本でも学ぶべきだと思いました。予想以上に英語が主体だったことも驚きでした。今になると懐かしく、また行ってみたいと思っています。
  • 清水様
     なにも知らない状態でインドに行ったのですが、出会った翌日にはブラザーと呼ばれ、毎日なにをしているか近況を聞いてくることが新鮮でした。そして生真面目に答えなくても気にしないことにも(笑)。
  • 金様
     インドには6年前に個人的に行ったことがあったのですが、当時とは打って変わって発展し洗練された国になっていました。もちろん日本とは違いますから、現地での研修にも生活にも困難はあります。その中で自分がどうやっていくかが大事だと思います。

 一つ一つの質問に、丁寧にそして順序立ててわかりやすく答えてくれる皆さんの姿がとても印象的なインタビューでした。海外研修でより広い物事の捉え方・一歩進んだ考え方を身につけたエンジニアが、これからの新しい未来を作っていくのだと思います。
 清水様、石山様、そして金様、お忙しいところお時間をどうもありがとうございました!
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