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良質な体験が人を育てる

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【質問】

技術力を身に付けたいと思っていますが、仕事に活用できる技術とは何か、具体的にどうすれば身につくかがわかりません。現在の部署はお客様、関係会社との調整事が主の業務になり、技術者として参考になる人がいません。(SI部門  25歳男性)

 

【かずみ先生より】

前回は、「家庭と仕事を両立しているロールモデル」をテーマとしました。

ここで、ロールモデルの意味を調べてみました。いろいろなサイトからおいしい所をとると

“模倣・手本。模範する対象となる人材“

だそうです。

現在、ロールモデルと言われてイメージするのは、「家庭やプライベートと、仕事を両立している女性像」ですが、今回のご質問も、ロールモデルの意味“模範とする人材”がいないということなので、前回と同様「ロールモデルがいない」ですね。

 

私が20代半ばでネットワークSEだったころ、お客様のところに行き、設置拠点、回線容量の話をしている横で、別の会社のSEが、お客様の業務の話をしていることが気になって仕方がありませんでした。

何の話をしているのか具体的にわからないですし、その話をした結果何が出来上がるのかもわかりませんでしたが、私の仕事より、よりお客様に近い位置にいるように感じました。

そして、その仕事に興味を持ち、具体的に業務システムを作るとはどのようなことなのかを調べ、自分で手を挙げ業務システム開発のプロジェクトに参画することができました。

実際に仕事をするうちに仕事をする前にイメージしていたことが非常に浅く、想像しているものと違う、そして想像したものを超えた知識やスキルが必要になります。

 

 

あるお仕事で一緒になった妹の様な女性。彼女はどうしても海外で仕事がしたくて、ずっと海外勤務したいと手を挙げていたそうです。

11月からイギリス勤務。私が昔感じたことと同じく、想像しているものを超えた経験をすることでしょう。

 

仕事で活用できる技術は何か、具体的にどうすれば身につくかがわからないのであれば、自分で興味の持てることを探し、そこに身を置き体験するしかないのです。

 

コーチングを専門とする方より、「成長の7割は仕事を通じて、良質な体験をすること」だそうです。

いくら人に「何を学べばよいですか?」と聞いても、「参考になる人材がいません」と嘆いても成長はしません。良質な体験ができるよう自らその場を探しましょう。自分が良いと思って選んだ場には、ロールモデルがいると思いますよ。

 

*****

イギリスに転勤する姉妹の様なユーコちゃん。そして、転職を決めた同じく姉妹の様なアッコちゃん。

とにかく自ら行動し、自分の意思をはっきり伝える三姉妹。だから気が合うのかしら。

もちろん私が一番のお姉さんです。

そうそう、ユーコちゃんより「壮行会は和牛をたくさん食べることができるXXXXってお店が良い」と意思を伝えられたのですが、残念、壮行会の日お店は定休日。他のお店探さなくっちゃ。

 

 

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Profileプロフィール

関和美
関和美
奈良女子大学 理学部 物理学科(現 物理科学科)卒業 日本電信電話株式会社に入社(NTT分社化によりエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に転籍)。主に金融系のSEとしてNWシステム 構築の設計、アプリケーション開発の要件定義、設計工程を経験し、その後プロジェクトマネジャーとしてプロジェクトに携わる。 2007年より現職。大規模プロジェクトにおけるPMO(Project Management Office)の運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT構想企画の支援を行っている。PMP。

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