DX(デジタルトランスフォーメーション)推進コンサルティング 株式会社アイ・ティ・イノベーション

menuclear
ホーム > ブログ > 関和美の記事一覧 > プロジェクト内のコミュニケーション


プロジェクト内のコミュニケーション

Pocket

こんにちは、半年ぶりに担当が回ってきました。かずみ先生です。

前回まで、ゆうちゃんが“コミュニケーションの妙”というテーマで執筆していました。ゆうちゃんの気遣いや女性らしさが垣間見える文章で「どんな人だろう」と想像(妄想?)したのではないでしょうか?
コミュニケーションツールの1つである“文章”から見える人物像。ゆうちゃん本人を知っている私から見ても、文章と本人の雰囲気が合致しており、文章に人格が現れるなぁと、改めて感じました。

ということは、私の文章はどうかな?と自分のブログを振り返ると...やはり、私らしさが出ている文章です。

 

季節の挨拶から始めるゆうちゃん
季節の変化、時間の変化を感じながら、生活にも変化をつけているそうです。季節の変わり目に体調を崩すこともあるみたいです。

季節の挨拶がないかずみ先生

季節の変わり目に風邪をひく、体調が悪くなる等なく、常に元気!

 

これ以上は想像にお任せします。

 

さて、久しぶりのブログ!テーマを考えてみたのですが、結構これが難しい。

そう言えば最近、仕事の相談、人生相談などを受けることが多くなったので、その質問をそのままブログで書いちゃえばブログのテーマ選定が簡単になる!ということで、質問形式で書いちゃいますね。

 

【質問】

プロジェクトにアサインされると初対面の人ばかりで、打ち解けるまで非常に時間がかかります。どのようにすれば早く打ち解けることができるのでしょうか?

(26歳男性)

 

【かずみ先生より】

プロジェクトでは同じ会社の方だけではなく、複数の会社から人が集まることが良くあります。

特に大規模プロジェクトは、プロジェクト内でも何処の会社から来た人かわからなくなるほどの人数がいます。

 

今後数ヶ月、長ければ数年共にシステム構築するわけですから、議論や情報共有する場が増えますし、早めに打ち解けたいですよね。

特に、プロジェクトの途中から要員不足で参画する場合、新参者ですのでチームに溶け込むにはなかなか勇気が必要です。

私もその一人。周りからはそう見えないと言われますが、相当の人見知り。初めての方に声をかける勇気がなかなか出ません。

 

そんな中、弊社に最近入社したXさん。誰とでも親しくなります。社員、プロジェクトで関わる方とは2、3日あれば親しくなります。

 

コツを聞いてみました。本人曰く「挨拶。コレに尽きる」とのこと。

最初に挨拶して、相手が挨拶してくれなかろうが、凹まず挨拶し続けるそうです。

そうそう、ゆうちゃんの第2回のブログにも「挨拶から」と書いてありました。

 

http://www.promane.jp/master/iti-jyoshibu/2013/10/2.html

 

でもXさんはそれだけではありません。相手の話を傾聴し、素直に取り込もうとする態度が見えます。「IT業界で仕事を始めたのが遅かったから、皆さんを追い続ける立場。プライドが邪魔することはありません。」と。

 

私が師匠と慕っているHさんの話を思い出しました。Hさんは、IT技術もプロジェクトマネジメントスキルも遠く及ばない存在。

そんなHさんも初めてあった時には、ただのチャラい男性。私は嫌悪感を持っていたのですが、その後Hさんの実力を知り、私は尊敬するようになりました。

かなり時間が経ってから、Hさんと「最初チャラかったよね」と思い出話をしたところ、

「話をしやすい雰囲気を作っていた。そして、自分は技術的にも、仕事の進め方も負けない自信はあったが、新参者だからそのシステムをまず知るところから始めなければならない。如何に周りから情報を入手し、早く自分のモノにするかを考え、立ち振る舞いを決めていた。」と。

 

自然になのか、戦略的なのかの違いはあれども相手と打ち解け、情報を入手するためには、話しやすい雰囲気を作る。

戦略的に演じるなんて、ズルいような気もしますが、社会人になると、家庭、友人、会社、お客様いろんな社会生活があり、それぞれの場面で違う自分を演じていると思います。

これも自分と思って演じ切ってみましょうね。

 

PMOとして活動していた期間の長い私も、PMやプロジェクトメンバーに如何に認められるかを考えて活動していたなぁ。

そうか、私も戦略立てていたのね。

 

*****

仕事で関係している方のお話。Mさんに対して3つメールでお願いをすると、1つしか対応してもらえません。

文章でだらだら書くと、お願い事項の3つが解り難くなるため、メールに箇条書きで3つ「・」を書いてみたのですが1つのみしか対応しない。では、箇条書きの頭に1,2,3を振ってもやはり1つのみ。「以下の3点の対応お願いします」と書いても1つのみ。

 

次の手は何があるか悩んでいると「じゃあ、3通メール送ったら」との提案が。よし、次はその手だ!

ん?ずいぶん面倒くさいなぁ。

 
※関連記事

| 目次
Pocket

採用情報
PM-waigaya
PM-WaiGaya
コンサルタントのトーク動画
PM Weekly Talk
PM Weekly Talk
コンサルタントが語る「PMBOK®12 の原理・原則」

Profileプロフィール

Avatar photo
関和美
奈良女子大学 理学部 物理学科(現 物理科学科)卒業 日本電信電話株式会社に入社(NTT分社化によりエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に転籍)。主に金融系のSEとしてNWシステム 構築の設計、アプリケーション開発の要件定義、設計工程を経験し、その後プロジェクトマネジャーとしてプロジェクトに携わる。 2007年より現職。大規模プロジェクトにおけるPMO(Project Management Office)の運営およびプロジェクトマネジメント支援や、IT構想企画の支援を行っている。PMP。

Recent Entries最近の記事