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人間力強化シリーズ その1 ~実力を出し切る条件~

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ほとんどの人は、自らが持っている実力を出し切らずに人生を終わっていく。
残念なことであるが、事実である。

  • 本当の自分を知ること
  • 機会を感知し、見逃さないこと
  • しぶとく目標に向かって前進すること

この3点が、大切である。

自分の強みや隠れた長所を何とかして見つけ出す。自分で強みを見出すことは時に難しいが、他人のアドバイスを素直に信じることも必要である。人は、思い込みをするものだ。思い込みが強く、独りよがりの人は、本当の自分の強みを理解できないだろう。

人の意見を聞く素直さが常に人の味方をすることは確かである。目に見える成果、他人の評価、手ごたえを頼りに強みを見出す。ここでいう強みとは、世の中に貢献できる“力”と定義しておこう。人は、まず第一に、自らの強みを知らなければならない。知るべき強みは、潜在力と顕在力の両方を含んでいる。若いうちは潜在力、ベテランになってからは、顕在力に重点を置き自分の強みを確信する。強みを知ったら“強みの上に強みを積み重ねる”のだ。誰から見ても強みと思えるまで磨き上げる。これが、卓越した強みである。

私は、人には、均等に成功への機会が訪れると考えている。それでは、機会をつかむ人とそうではない人との違いは、何であろうか?それは、機会をキャッチするアンテナを持っているかどうかである。アンテナとは、自分の持っている感覚である。人は、常に迷うが、チャンスとなれば、それを信じて進むしかない。チャンスと思える何かに保証や確証などを期待して見あって(様子を見る)はいけない。一生に一度や二度しかない大切な機会を確信して、勇気を持って拾うのだ。他人のことばかり気にして、自分の機会に気付かない人も多い。機会を感知することは、論理構成力とは異なり、あくまでも自分の感覚である。自分の感覚を信じることができない人は、自分の強みをよく知らないからだろう。

機会を得たと信じたら次は、目標の定義である。ここで定める目標は、世の中への”貢献“という観点で明確にしなければならない。独りよがりで利己的な目標は、そもそも、協力者、賛同者を得られないばかりか、価値の観点でみると”得る“の背後に”奪う“の方程式で構成されている。目指す目標は、”価値を生み出す“方向性を必要とする。そして、一旦進むと決断した目標は、少々のことで崩したり変更したりしてはいけない。目標を夢や明るい希望を持ったビジョンという言葉に置き換えよう。自分が馴染め、信じることのできる言葉を見つけよう。頭ではなく、心に刻み込んだ目標を持つことが成功に近づく最強の手段になる。また、目標が明確になったらできるだけ高い成功を達成するために“深く深く、考え抜かなければならない”。考え尽くし、検討し尽くしてはじめて難しい目標への道が見えるというものだ。考えることと行動することのバランスを取り、少しずつ成功に近づいてゆく。あくまでも少しずつだ。

深く考えた上で、自分で決めた“ぶれない行動”が、必要とされる。成功へ向けての行動の結果として現れる失敗は、失敗とは呼ばない。どんなことでも直線的に成功することはありえない。直線は、あくまでも数学上の世界に他ならない。当たり前に発生する小さな失敗の積み重ねは、成功への必要条件で、すべての達成すべき行動の構成要素であり、必要条件となっている。この原理さえ理解できれば、成功するまで頑張るという意味が理解できるだろう。

ところで、目標達成を妨げているものは、何であろうか?前提や制約など突破するために必要な何かが、自分の経験により見えてしまっていることだ。やってもいないことに対して“能力”の欠乏という失敗の言い訳をしてしまうことだろう。常識や経験上の思い込みも阻害条件になってしまう。できない理由よりどのようにしたらできるかを真剣に考えるべきだろう。前向きな思考が、何かを生み出し、成功するための行動を創造する。前向きな知恵が最重要なのだ。

上記3つの点に沿って、明るく元気に目標に向けて旅をしよう。到着までの時間だけは、決まっていないが、必ず目標を達成できるだろう。

震災からの復興、原子力問題、グローバル化への対処、ヨーロッパの金融危機など困難な課題が多い中、新たな世界の創造が求められている。

新しい年を迎えて、成功のための考え方を点検しよう!!!

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Profileプロフィール

林衛
林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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