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どこでもゴルフ その2

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私は、現在、グローバル人材育成ビジネスの関連で、年間10数回中国の大連に出張している。緯度の高い大連の冬は寒いが5月から10月までの気候は、ゴルフ向きである。

私と大連の縁は、8年ほど前の2005年にオフショアビジネスの視察に行ったのが、最初である。私は、それまでに、上海、広州、武漢、南京など4-5回は、中国訪問の機会があったが、ビジネスを作れないまま、様々な可能性を探っていた。訪問した都市の中で大連は、日露戦争の舞台になった場所でもあり、歴史的にも日本との関係は深い。また、街並みは、日本的な雰囲気と欧米の都市の要素が、ミックスして美しくどこか馴染みがあるように見えた。港湾都市であり、山の手に高級な住宅地が、配置されていること。公園や緑が多く他の中国の都市に比べると落ち着きがある。最初の大連訪問の際に、数社のIT企業訪問と共に金石ゴルフ場でプレーすることになった。

今回は、大連で一番有名な“金石ゴルフ場”の紹介をすることにした。大連市内から開発区を通り、金石灘の美しい海岸に沿って行くと金石ゴルフ場に着く。金石ゴルフ場は、1996年の開場で、海に面したまさにリンクスである。私は、過去にアメリカの数々のゴルフ場、英国のゴルフ場など世界のゴルフ場でプレーしたことがある。

金石ゴルフ場へ来てまず思い出すのは、アメリカのペブルビーチゴルフ場である。金石ゴルフ場は、現在36ホールのコースになっているが、開場当時からある海コースは、インコースのいくつかのホールが、海に面してレイアウトされており、ペブルビーチそっくりである。レギュラーティーからの距離が、6300ヤード程度で、距離は、一般的なコースであるが、コースレートをみると、73である。いかに難易度が高いかがわかるだろう。

まず、日本のゴルフ場と違うのは、自然に伸びた深いラフとテーグランドからフェアウェイまでのあいだのOBゾーンである。11番のパー4は、いきなりティーショットで、キャリー210ヤード以上を要求される。平らな障害物の無いホールで210ヤード程度を打つことは、困難なことではないが、フェアウェイの左右とテーグランドとフェアウェイとの間が、すべてOBゾーンになっている。アマチュアが、このような状況下でまっすぐなボールを平常心で飛ばすことは、難しい。誰にでもかなりのプレッシャーがかかり、心がぐらついてくる。このホールを代表格に連続して難易度の高いホールが続きティーショットを打つ心に負担がかかるのだ。つまり、調子が悪くなったときに立て直す余地が少ないということだ。

また、ショートホールは、どれも、難しく、且つ味わいがある。私は、元来ショートホールは、好きなほうであるが、金石ゴルフのショートは、挑戦し甲斐がある。上手く行ったときの気分は、最高になる。特に、7番が海に向かっての100ヤードの打ちおろしホールであるが、多くの人が、ワンオンできず、海やOBゾーンへ打ち込んでしまう。一度失敗し痛い目に合うとトラウマになる。ビジネスの世界では、勇気をもって決断できているような人が、何度もボールを海に持って行かれる。

悔しい思いもゴルフのうちであるが、風が吹いたり、雨が降ったり、霧が出たり行ってみなければ戦略は、立たない。しかし、集中して放った偶然のナイスショットが、次のホール成功へとつながってくる。ゴルフとは不思議なものだとつくづく思う。これがあるから、ゴルフはやめられない。今回は、7月、8月と2回海コースでプレーしているが、1回目は、グリーン横のラフから寄せワンでパー、2度目は、ワンオンしたものの激しくうねりのあるグリーンに悩まされスリーパット、ボギーで終わっている。どちらも52度のアプローチウェッジで打った。風の強い日だったらペブルビーチの有名な海に面したショートのように、100ヤードを2番手、3番手違うクラブで打たなければならないだろう。

とにかく、誰もが再度チャレンジしたくなること間違いなし。上手く行っても行かなくてももう一度来たくなるゴルフ場である。

今年中に、2回は、プレーしたいと私は、考えている。いつでもだれでもお連れします。ただし、“怒らないで!!!”という条件で!。なぜならば、自分の意志でプレーするって決めたのだから。

・・・・日本のゴルフ場は、ここに比べれば、親切なところが多いと思う。

金石ゴルフクラブ紹介
■場所  大連経済技術開発区と大窰湾防税区から約18キロ(車で約20分)。
      大連市内及び空港より約58キロの位置(車で約40分)。
■コース種類  丘陵
■設計者  Peter Thompson(米国)
■プレー料金   18ホール通常料金
平日 700元
週末・祝日 1000元
■クラブハウス  プロショップ、ロッカー、シャワー、風呂
■練習場  ドライビングレンジ、パッティンググリーン
■ゴルフコース 
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                                    次回へ続く

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Profileプロフィール

林衛
林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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