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メルマガ200号記念 - 思えば遠くへ来たもんだ

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 2011年の8月30日で、私どものメルマガは、200号を迎える。思えば、2003年に1号の配信を開始して以来、2007年に100号を配信し、遂に本日200号の配信をさせていただくことができた。

 私は、8年間(400週)に渡り、2週間に一度、「達人のつぶやき」を執筆することができた。これは、ひとえに読者の皆さんがあってのことと感謝している。また、我慢強く、このメルマガを担当しているスタッフの支えがあってのことと思っている。

 1号を配信した2003年という時期は、大手各社が、プロ ジェクトの質的な向上を図るためにプロジェクトマネジメントへの取り組みが本格化した時期であり、弊社は、PM標準の導入支援や大規模プロジェクトへの支 援を強化していった。PM系の仕事とPM教育が、伸張した。

 100号を配信した2007年は、リーマンショック(2008年9月15日)前の異様な景気の真只中で、各社が業務拡張に走った時期。私は、各社の状況をみて「どこかおかしいな!変だな!」と感じていた。そして、2008年に「やっぱり!」が、起こってしまった。

 200号配信の記念すべき年(2011年)は、不況からの脱却が徐々に進みつつあったが、3.11東日本大震災での更なる試練が与えられた。我慢強く、よく考え、生き抜く道をはっきりと見据え仕切りなおす年である。私は、この時期は、長期に物事を深く考え、当たり前と思っていることを大きく見直し、長持ちする新しい仕組みを創造すべきタイミングであると考えている。

 震災が、引き金になり、まったく新しい世界創造を開始する絶好のチャンスと考えて、今までの常識に従わないグローバルな世界が進行していく。

・ 政治も変えなければならない
・ 経済・産業の変えなければならない
・ 社会システムも変えなければならない
・ 会社も変えなければならない

それにともなって、個人の生き方も変えなければならない!
300号までに私は、還暦を迎えることになるが、新しい時代を作るために発信し続けるつもりだ。
参考に、1号と100号の「つぶやき」を紹介する。なんとなく、その時代に必要とされるメッセージを感じることができる。

▼▼  達人のつぶやき  ▼▼

◆真のリーダーとは(1号より)

目の前に大きな岩があって動かさなければならない。
技術者は、計算して「これは、動きません」と答える。
プロジェクトなら「人が足らない」とか「能力に問題がある」と言い出して自らが動こうとする人は少ない。
リーダーは、その時「なんとしてもこの岩を動かすのだ」と最初に押し始めることが、出来る人でなくてはならない。
やがて、リーダーに従って、人々が次々と手伝い始める。
最後には、全員の力で目的を達成することが出来た。
リーダーは、一言「皆さんのお陰で新たな道が開け
成功することが出来ました。本当に有難う」と述べた。

◆もう少し深く考えよう(100号より)

先日、ある会社の役員の方と話をした際に「考える」社員が少なくなってき
ているという悩みを聞かされた。

役員「例のあの件は、考えたのか?」
社員「はあ、考えましたが、分かりませんでした。」

役員「この計画について、十分考えてくれ!」
社員「はい、考えてみました。私には、難しすぎます。」
   「これについては、会社が決めることだと思います。」
役員「・・・・・・?!」

などは会話の例であるが、まったく会話になっていないことがわかるだろう。

そもそも考えるという言葉の意味すら、この社員は理解していないというこ
とだ。
考えることが仕事の筈であるが、この人は、仕事を放棄しているのと同じだ
と私は、思う。

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Profileプロフィール

林衛
林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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