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達人のつぶやき 100号を迎えて

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「達人のつぶやき」を始めたのは2003年の10月から、約4年間書かせていただいた。様々な読者の方々に、辛抱強く読んでいただいて心から感謝しております。
100号記念のメッセージをくださった黒澤さん、成本さん、平鍋さん、松本さん、依田さん、ありがとうございます。

時々お会いするお客様や変革同士の方から「先週のつぶやき読みましたよ!」と声をかけていただけたとき、また「私もその課題は、まったく同様の経験があり、同じように感じている!」などのフィードバックをいただいたときに、大きな喜びを感じる。そして「思い切ったことを、手を抜かず書こう!」と勇気が沸いてくる。
「よ~し、やるぞ!!!」この感覚を読者からお客様からいただけることのありがたさ。大切なことは、同じ目標を持った仲間だ。
「ITの世界の改革をする」という壮大な目標を支えている仲間が、世の中に多く居てくれるということが、私の決意、確信につながってくる。時々、勇気や根気は、どこから来るのかと考えるが、私の場合は単純だ。同士の存在と素直な言葉が、力になる。

いままで、書かせていただいた100回の内容について、少し種明かしをしてみよう。私は、何かを書く際に特別な準備をしているわけではない。身の回りで実際に起こっていることに注目し、遠めに見たり、角度を変えてみたり、立場を替えてみたりする。良かったと感じることもあれば、怒りを感じることもある。自分の感覚そのままだ。また、ITの世界では、常に起こるまずいことがある。パターン化されて起こる問題がある。たとえば、要求をはっきりさせない人。やる気の無いチーム、問題を先送りする人々。何も決めない会議。重苦しい企業文化。このような事象をヒントにし、私は書く。

  • 怒っている善意の人の代わりに、怒りを書く
  • 誰もが変だ、おかしいと思っていることの原因や本質を書く
  • 一人の人間として、私的なことを書く(これも読者の代わりに、恥を忍んで書いていることも多い)
  • 私が、喜んだり、怒ったりしていることを素直に書く
  • グローバルな視野で書く
  • IT業界の視野ではなく、高度の高いところから見た視野で書く
  • 音楽、芸術、海外の国について書く

 
私が、100号のつぶやきを通して、一貫して読者の方々に伝えたいことは、ITの問題は、「人」の問題だということである。100種類の課題を書いてきたが、どんな課題でも必ず人の課題に戻ってくるのだ。
本日、長期目標を500号に設定した。今日からまずは、200号に向けて出発しよう。400号あたりで、私は、何を考え、何を見て、何を書いているのだろうか・・・・・楽しみだ。

アイ・ティ・イノベーションの企業メッセージ
「人」を中心に考えてこそ強い「IT」が生まれるのです。

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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