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ワインを楽しむ

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私は、ワインが、大好きである。私が、ワインを本格的に飲み始めたのは、1985年からである。かれこれ30年近くになる。私は、元来酒が大好きで、大学時代からいろいろな酒を吞んできた。最初は、ビール、ウイスキー、カクテル、日本酒、焼酎など。最初にはまったのは、日本酒の地酒である。同じ米を原料にしながら、日本には、様々な味がある。特に、冷で飲む純米酒は、美味しい。宮城の浦霞、一ノ蔵、長野の信濃錦や新潟の越乃寒梅、青森の田酒など美味しい酒の話を始めたらきりがない。50-60種類の地酒を飲んだでしょうか。

28-29歳のころようやく冷酒にお刺身の味が、分かりはじめたころ、日本料理店の店主から「日本酒と日本料理が、お好きなら、フランスの白ワインのシャブリもいいですよ!」と薦められた。私は、その時、初めてシャブリを口にした。ドライなシャルドネは、日本料理に良くマッチし魚の味を引き立てる。日本酒で楽しむ魚もいいが、シャブリと魚は、おしゃれな友達である。

シャブリとは、フランスのシャブリ地方で生産されるシャルドネ種(白い葡萄)で作ったワインである。魚料理に合うワインとして有名である。シャブリの味を覚えてしまった私は、日本料理+白ワインで、どこでも、誰とでも白ワインを好んで飲んだ。数年、シャブリファンを楽しんでいるとあるワイン好きの人に次のようなことを助言された。助言というより説教に近かった。「本当にワインを楽しむのであれば、赤の味を覚えなければだめだ。赤がわかってこそワイン好きといえるのだ。」私には、ショックだった。自分の好みの飲み方、食べ方に自信を持って楽しんでいたからだ。白で十分幸せだったのに否定された思いがした。でも本当のワインの味を知るには、赤を理解しなければならないという言葉には、意味があると思った。

赤には、バリエーションがあり、ワインの世界の6割、7割を占める。赤を知ってこそワインを語れると知らされたからだ。この一件以来、勉強のつもりでいろいろな赤ワインを試した。赤は、渋みが気になる人にとっては取っつきにくく、理解するのに時間がかかる。また、楽しみ方も白に比べるとはるかに種類が多く、奥深い。香り、味、色あい、深み、品格など赤には、言葉では表せない何かがある。

一方、欧米料理の主流である肉、チーズなどを使った料理は、確かに美味い。欧米に多くの種類のこの種の料理が存在するのも確かだ。この料理に自分好みの赤ワインを組み合わせる。白に比べると赤ワインは、種類も多く、様々な味わい方を開発し楽しむことができる。葡萄のとれた場所、土壌、天候、年代など様々な要素で赤ワインは、異なった独特の風味を出す。土壌と香り、風味は、関係しているようだ。魚料理に比べて味が濃く、主張のある肉料理などにここぞと選んだワインの味をぶつけてみる。さらに、瓶から出した直後のワインは、しばらくおくと味が変化する。料理の出てくるリズム、雰囲気に合わせ、これだと思うワインの種類を変化させ、料理と楽しい話題にワインでアクセントをつける。音楽や照明、会話も料理という物語を創る材料のひとつだ。繊細なピノノアール、カベルネソービニオン、シラーズなど代表的なブドウの品種により最初のワインの個性は、決定するが、赤は、最初の個性に留まらず土壌、気候、年代などで、驚くほど変化する。同じワインでも抜いてからの時間でまた違うワインに変化する。この変化が、赤ワインの特徴である。

私は、今、ほとんど赤ワインにはまっている。日本酒、白、赤とワイン履歴を語ってきたが、皆さんの中でワインは、どのような位置づけになるでしょうか?

私は、本当にワインに会えてよかったと思っています。人生の収穫といってよいでしょう。難しいことはありません、自分に合ったワインを探す旅に出ましょう。

ナパのワイナリーにゴルフバックを持って出かけたいな!!!
また、パリのカフェで昼のワインも良いかも!!?

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林衛
IT戦略とプロジェクトマネジメントを中核にITビジネスのコンサルティングを行うアイ・ティ・イノベーションのファウンダーであり社長を務める。◆コンサルの実践を積みながら英米のIT企業とかかわる中で先端的な方法論と技術を学び、コンサルティング力に磨きをかけてきた。技術にも人間にも精通するPM界のグランドマスター的存在。◆Modusアカデミー講師。ドラッカー学会会員、名古屋工業大学・東京工業大学などの大学の講師を勤める。

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